きりりん/いもーと*もーど

絵:★★★★★、話:■■■■■、愛:♥♥♥♥♥、次回作購入意欲:♪♪♪♪♪

いもーと*もーど (セラフィンコミックス)

いもーと*もーど (セラフィンコミックス)

 既に多くのブログで言い尽くされているかもしれませんが、帯に書かれた「ロリ業界が震撼する、期待の大型新人登場!」の惹句に、『また、こりゃすごい煽りだねぇ(笑)』などと余裕ぶっこいて買って帰ってたらマジで震えたっ〜!みたいな、すごい出来でした (^o^; もしかして、これは、ほしのふうた氏が改名して絵柄を修正しつつ、気合い入れ直したんじゃなかろうか、と検索したんですが、別人みたいですね。特に手書き擬音の筆跡とか全然違いますし。それに、ほしの氏は手書きにこだわってた作家でしたし、考えが変わったとしても1,2年でここまでデジタル作画を使いこなすには早すぎるんじゃないかと。実際元々何をしていようが今がよければそれでいいんですけど、すっごく明確に描きたいものが描けてる気がして新人離れした安定感というか、しっかりした実力を感じさせる内容でした。
 参考: きりりんさんのHP「Full and Empty」 ほしのふうたさんのHP「ぷち屋」*1
 お話のほうですが、単純に妹萌えっ〜で楽しめる作品や少し哀しい叙情的な作品などなかなか多彩です。おにいちゃんと同時オ○ニーで体が入れ替わってしまう「水仙の華の沼の淵」、声優でツンデレ役に挑戦する妹の那緒がお兄ちゃんとの練習でそっちに目覚めてしまう「ツン・トレ」などなど。個人的に「私が■だったころ」がよかったかなぁ。こういうハッピーじゃないけど、じんわり来るお話も嫌いじゃないです。
 ちなみにロリ系漫画雑誌は買ってないはずなのに発売が決まるやいなや購入予定に入れていたのは内緒です。

*1:何気に二人ともsakura.ne.jpですね