宮崎摩耶/ゴクジョッ。(2)

ゴクジョッ。 2 ~極楽院女子高寮物語~ (愛蔵版コミックス)

ゴクジョッ。 2 ~極楽院女子高寮物語~ (愛蔵版コミックス)

絵柄&魅力:★★★★★、設定&話:★★★★★、愛&エロス:★★★★☆、総評&次巻期待度:★★★★★

  • 感想:読了日03/20

 バカ漫画の第2巻。ハイテンションギャグでひとつ間違えれば周囲の空気が凍りつくようなスベる危険を冒しながら展開される内容は、この年齢になった今の自分だからこそ笑える気がします。セックスなどの直接的なエロい表現なしに盛り上がるワイ談を絵にしたような、下品さも非常にこの作品を好きになった理由です。とにかくヒロインの亜矢がバカでバカでどうしようもないのが楽しい(笑  さすがに1巻で受けたほどのインパクトはなかったのですが、各話のバカネタは確実に笑わせてくれる力を持ってました。個人的には第13話(この本の4話め)の「濡れビッチ決定戦」でヌレヌレのイイ女になろうとして亜矢がとった格好にバカウケ。この発想はなかったです(笑。
 周囲を固めるキャラ(同級生や先生)の個性もはっきりしていて、誰もが主役を揺さぶる活躍ができそうなのもこのシリーズの魅力。個人的には元ヤンの美人教師尾久先生の存在感に注目。