士土大介(しどだいすけ)/暴君ツインテール

暴君ツインテール (Mujin comics)

暴君ツインテール (Mujin comics)

絵柄&魅力:★★★☆☆、設定&話:★★★★☆、愛&エロス:★★★☆☆、総評&次巻期待度:★★★★

  • 感想:読了日7/6

  表紙絵の少女が主人公の折宮さん。後で確認して思い出しましたが、この暴君シリーズは前巻「恋するニーソ (MUJIN COMICS)」に収録されてたお話(2話)の続きになっています。私は、この折宮さんが元々ツインテールでなかったこととか山田くんがニーソ大好きの変態であることなどを完璧に忘れた状態で読んでしまいましたが、前作を持ってる人は少し思い出してから読んだほうがいいかもしれません。エロ目的だけなら、この本から読み始めても問題はないと思いますがw。いずれにしても、お約束なツンデレお嬢様との展開は前作でやってしまってるので今回は新キャラ メイドの本間さんが登場。二人の間に割り込んできて、まさかの寝取り展開かと思いましたが、そこはまあ従順なメイドさんだったみたいでラストは仲良く…。
  カバー折り返しの目次を見ると全収録作品に「暴君」の文字が含まれてますが、後ろの2話は別の作品です。読み始めはこの女の子のどこが暴君なんだと思いましたが、読み進めるうちに理解。暴君という言葉がしっくりくるほどではありませんが、こういう腐女子系キャラは嫌いじゃないので楽しい作品でした。次巻に続きが掲載されることを期待。なお細かいことですが目次でこの作品の収録が前後編ともに09年12月号となっていますがこれは誤植。後編の掲載は10年02月号です。寝付けない日は妙にこういうところが目に付きます。カバー下の絵が同じカラー絵だったり、巻頭の描き下ろし4pが1枚目だけカラーだったり・・・。いえ、悪いわけじゃないんですが他の作家さんのサービスに馴れてしまってるため、なんというか物足りないなぁ、と。