カマキリ／学校生活最後の日

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平成18年10月25日第1刷
絵：★★★☆☆、話：★★★☆☆、工口：★★★☆☆
　とりあえず買ってなかった本だったので購入。表紙絵はまあまあですが、中身はかなり絵が崩れてます。
古い作品かどうかよくわからんのですが、古いはずです。話も短編ばかりで、つまんない話のほうが多いです。使える話も皆無で、まあ集める目的でなかったら、昨年出版されたにしてはひどい部類でしょうか。（追記：『ベッドが濡れるまで』に新作１話加えた新装改訂版のようです）
　「ランチタイム」という話以外は救いがないんですが、「学校生活最後の日」の女教師の馬鹿っぷりには少し笑いが出てしまいました。オチが素人か新人作家でもやらないレベルだったので何だかなぁ〜という感想ですが。最終話は比較的新しい作品のためか（中身はありませんが）まあ普通に読めました。この方の作品は昔こういう感じだったようなぁと苦い思い出を楽しむ（？）本になっております。