梅谷ケンヂ/ひとみのカルテ 4 (アクションコミックス)

ひとみのカルテ 4 (アクションコミックス)

ひとみのカルテ 4 (アクションコミックス)

2007年4月12日第一刷
絵:★★★★☆、話:★★★★☆、工口:★★★★★
 これでこのシリーズも終わりとなりました。瞳先生は第3巻で母乳を噴き出すようになってから、工口さは頂点を達してしまったようでしたが、この巻では感度も極まった先のレベルに到達しました。「抜かないで」のセリフを軽く責められながらも自分を止められずに涙流しながらのイキっぷりは見事でした。それにしても内之倉の出す白濁液の量は完全にヒトの域を超えてました (w。この直後、ポケベルが鳴り大事件の知らせ・・。瞳先生もあれだけ没頭しているようだったのにポケベルの電源を入れなおす余裕があったのは驚きです。やっぱり女はイッてそうで冷静な部分が残っているということか...。
 ところで、今頃気づいたのですが、ポケベルは病院勤務だから敢えてそうしているのかと思いましたがそもそもサービスは終わってる? しかも電話をかけるシーンでは、黒電話をじーころ、じーころと回していますし、とどめは、金を稼ぐのにまぐろ漁船って・・・。てっきり現代の話だと思ってましたが、これっていつの話だったの?! もしかして梅谷氏は素でこういう時代感覚なんでしょうか。(笑 ネタなんでしょうね。
 ちょっと最後はどうでもいいことに突っ込み入れてしまいましたが長期連載お疲れ様でした。でも、あとがき日記にあるようにプロである以上休むことなく次回作もがんばってください。その4コマ漫画に出てきた米餅昭彦氏の似顔絵が「おとなチャレンジ」の栄治先生そっくりなのは驚きました。あのマンガの主人公は米餅氏自身の投影だったんでしょうか。ノリもよかったので、それはそれで納得ですが。