有川浩/図書館危機

図書館危機

図書館危機

 前回読んだ「塩の街」がよかったので代表作と思われる図書館シリーズを読みたくなりました。それで家の近くの本屋に行くとこの本だけが眼に入ったので、何も考えずに読み始めた次第。
 でも、これってそのシリーズの第3巻なんですね (^^;; たいした予備知識もなく、調べもせず、1巻とか2巻とか書いてなかったので勝手にどこから読んでも問題ないのだろうと思って、買ってしまいましたが、いろいろと説明が足りなくて(そもそも図書隊って何?)すぐにこれは続き物だと気づきました。それでも敢えて途中から読んでみるのもおもしろいかなと思い、通勤電車の中で5日も掛けてのんびり読み終わったところです。いろいろわからない点は残っていますが、それはともかく、おもしろい話だったと思いました。登場キャラクタがわかりやすく、単純に悪い奴を悪と感じられるのは読むのが楽でした。全部で4巻構成になるそうなので、順次読んだ上で最後にちゃんとした感想を書こうと思います。お奨めするまでもなく、十分売れてる本ですから、今更なんですけど。