かわもりみさき/極楽レディース 羞恥編

絵:★★★★★、話:■■■■■、愛:♥♥♥♥♡、次回作購入意欲:♪♪♪♪♪

極楽レディース 羞恥編

極楽レディース 羞恥編

シリーズ第3巻。表紙は女将さんで裏は凛子さん。サブタイトルに羞恥編とあれば当然M女の愛羅さんの出番が増えてます。このシリーズで大活躍中の注目キャラですが、普段はOLとして働いており、現実離れしたところがない魅力的な女性像が描けているのがいいですね。智彦も生来の巨根を活かしつつテクニックのレベルアップと絶妙のポジショニング(二人の距離感)もあり、マンション住人の女性たちとこれだけのハーレム環境を作りながら不自然さをさほど感じさせることなく楽しくセックスライフを過ごしています。大人のつきあいというのとは違うと思いますが、どの女性も智彦に好意を抱きながら引くときは引いているところも、こういう関係を成立させている最大の理由だといえます。悪く言えばそんな女性ばかり居るわけない気はするのでご都合主義が過ぎるのかもしれませんけど、だからこそそれが成立する世界をキャラクタの立ち振る舞いをうまくコントロールして楽しい作品に見せている作者のセンスはすごいと思います。どの女性もスーパーボディをもてあましているのか相当にエッチなんですが、恥じらいと積極さの使い分けが彼女たちを非常に魅力的にしています。もはやエッチシーンの工口さは立ち読みできないレベルに来てるんじゃないでしょうか。

 ベストシーンを挙げようとすると多くて困ってしまうのですが、愛羅さんが夜、自動販売機までビールを買いに行かされるシーンかな〜。股間から10cm以上は突き出た巨大バイブが、背後から丸見えのパンティーを無遠慮に引き伸ばし、我慢しつつ自販機まで来たものの「だめ、イキそう」とパンティー越しにバイブを押さえたところ(ややマニアックか)。工口マンガでは珍しいシーンでもないのですが、この作品の中だからこそ好きなシーンになったと思います。それから、どの工口顔もすごいんですが、公園で枝に手を結ばれた愛羅が乳首を吸われながら「乳首立っちゃううン」と声を上げてしまうときの表情は工口さを通り越して美しかったですね。
 好みのキャラクタでは愛羅さんのランクが上昇しているのは確かですがまだ凛子先生の品があってちょっと天然入ってるところが個人的にポイント高いです。5話の最終ページにスーツ姿の全身絵が小さいながら登場しますが、この姿でこの表情をする先生がいたら一番前の席で独占授業受けたいですよ、ほんと。
 ちなみに巻末には愛羅さんの着せ替え人形のおまけページがあります。作者のかわもりさんもお気に入りなんですかね、愛羅さんのこと。実際に作りませんけど嬉しいですね、こういう作品やキャラに愛情を感じさせるおまけは。
 特にこれ以上関係が進展せず、まったりとそれぞれの女性を魅せてくれるだけで十分満足できそうですが、同シリーズでの次巻が更に楽しみになってきました。とりあえず期待の新刊連発第1弾は満足。エネルギー充填25%...