操昌輝(もちすけてる)/妄想リップ

絵:★★★★☆、話:■■■■□、愛:♥♥♥♡♡、次回作購入意欲:♪♪♪♪

[isbn:9784903714165:detail] チラ見でスルーしてしまい発売から購入まで少し時間が経ってしまいましたが某書店でのトップセールスという結果を見て購入。きっと名前が正しく読めてなかったので記憶に残らなかったのがこういう扱いになる原因。もうひとつは描き込みが多くて(本来好ましいことかもしれないが)見づらい印象を受けたせいかと。やっぱりPNはシンプルで読みやすいのがいいと思いますよ。読んでみた感想は、少々セリフが多いけど...、いや、問題ないどころか、これは新しいセンスかもっ!と思わせるなかなかの出来。サンプル数1のトップランキング調査結果とはいえ、さすがにエロ本好きな方々はよく知ってますねぇ。絵柄は少しどこかで見たような記憶はありますが、真激かMUJINで読んだことがあったせいかもしれません。いや、やっぱり絵の個性は弱いかなぁ。たぶんPNがなければ誰の絵かわからない気がします。

 で、セリフが多いという話ですが、もう吹き出しに書ききれないせいか、活字が小さい小さい。すべての作品がそういうわけでもないのですが、読み直したら改めて実感しました。初読み時点ではあまり気にならなかったので(編集さんは大変でしょうけど)このくらいのセリフの多さはむしろいい効果につながるかもしれません。どうしても読むスピード感が落ちるので使いどころは難しいと思いますがエロマンガの「美味しんぼ」みたいに見応えと読み応えを追求するのはおもしろいかも。ストーリーは普通でしたが、エロさに勢いもあったし標準以上の出来でした。