The Bucket List/出演:Jack Nicholson&Morgan Freeman

総合評価:★★★★★
日本語公式サイト*1 いつも飛行機の中では本を読んだり音楽を聴いたりして過ごすのに珍しく映画を観て過ごしました。1本がJumper。観た感想はフ〜ンって感じ。日本で公開していたのは知っていたし何度も映画館の前で観ようとして結局観ずにいました。なんとなく中身がなさそうに感じたのが理由。実際に観てみて自分の直感を信じて正解だったと思いました(w
 そしてもう1本がBucket List。正直このタイトルは最初何のことかわかりませんでした*2。普段映画のチェックをしていないので全くどんな映画なのか知らないし原題どおりに日本で公開される(されてる)のかどうか分らないので、これを観たのは全くの偶然でした。
 観てまもなく、Morgan Freemanが登場。やけに雑学に詳しいことを強調するシーンが続き、どういう伏線になるのかな、という程度に流していました。そしてMorgan扮するカールにかかってきた電話は検査(健康診断?)の結果がよくないことを告げるものでした。場面は一転してJack Nicholson登場。この二人が出てきた時点で最後まで視聴することは確定。彼が扮するエドワードは病院も経営する資産家(実業家?)。徹底した利益重視の経営ポリシーから病院には絶対に個室は作らないと言い切った後まもなく血を吐き入院。その病室(二人部屋)には既にカールが入院しており、こうして、裕福ではない、修理工のカールと、大資産家エドワードの二人が偶然の出会いをすることになりました。大きく境遇の違う二人が共に余命を知らされるという共通の状況下で心を通わせ、死ぬ前に二人はそれぞれが実行してみたいと願うことを綴ったBucket List*3を作成し、実行に移す。・・・導入部はこんなお話。
 で、ネット検索してみたら、なんと日本での公開は今日5/10じゃないですか?! 邦題は「最高の人生の見つけ方」...。はいっ? このタイトルを映画館の前で見たとしても多分、いや、絶対興味を惹かなかったでしょうね。JackとMorganの二人が出ていることを知ったとしても観に行ったかどうか自信持てません。なんすか、このタイトルは。若年層から30代くらいまではドン引きでしょう。
 もう、これだけが言いたくて、疲れてるんですが*4今日の日記にしました。タイトルに惑わされずに観に行っても損した気には絶対にならないと。かなりの人が、二人のシリアスな状況は知りながらも笑いを楽しみ、最後には涙こらえるような感動を得る作品だと感じてもらえるんじゃないかと思いました。なんだかんだ言っても飛行機の中で相当数の映画を観てきましたが最後に涙が滲み出ながら観終えたのは初めてじゃないかなぁ。かなり途中で笑ってたのも自分としては久し振り。ただ残念なのは、すっごくいいシーンで機長のくだらないアナウンスが入り、映像が止まらずにセリフを聞き逃すという惨事が...。 DVDが出るのを待つか*5、映画館で吹き替えを観に行くか悩んでます。

*1:予告編はネタバレになってるので見ないことを勧めます

*2:本編を観れば誰でもすぐに理解できます

*3:カールの大学時代の教授?が哲学か何かのレポートに与えた課題だったと映画で説明してたような

*4:と言いつつ、さっきまで本屋で工口マンガ買いに行っていたのはナイショ

*5:どうであれ買うのは確定ですが