一色まこと/ピアノの森 15

絵:★★★★☆、話:■■■■☆、次回購入意欲:♪♪♪♪♪

ピアノの森(15) (モーニング KC)

ピアノの森(15) (モーニング KC)

1999年に第1巻が発行され今回で第15巻め。途中いろいろありましたが、この巻でいよいよショパン国際コンクールの1次審査にカイが登場。ストーリーのほうは前巻に引き続き、名演奏者が次々に登場して*1、いよいよ1次予選最終日に主人公一ノ瀬海が登場し、最高の演奏を聴かせるという変えようのない展開。基本的に演奏者はカイ以外には雨宮を除き初登場人物ばかりですから話はテンポよく流れ、聞こえない音楽の演奏場面が続いても退屈になることはありませんでした。すべての流れがこのコンクールに向かってきたものだっただけにこのコンクールが終わるとこの作品も終わるんでしょうかね。まだ2次/3次/最終審査と3回残っていますが、作品としての演出も難しいでしょうからあっさり最終審査まで行ってしまう可能性もあります。そういう意味でほんと気が早いですがこのコンクールの後の展開が気になってます。

*1:微妙に過去実際に出場したピアニストを参考にしているようです