絵：★★★★☆、話：■■■■□、愛：♥♥♥♥♡、次回作購入意欲：♪♪♪♪♪
初単行本でしょうか？ あとがきにデビューから長く掛かったことを書いてありましたが、確かに随分前から読んでいる記憶があります。桃姫以前はどこで描いていたんでしょう（今日は気力がなくて調べませんでした）。なお、そのあとがきで、編集さんに友達自慢
*1はイランから漫画描けと言われて描き下ろしを１０ｐも描いたり、表紙塗ったらしょぼいと言われてグラフィッカーのぴろあき氏に依頼するなど、立場が妙に低くて笑えました。そういえば
ＨＰでのやりとりもこういうノリがあったような記憶があります。掲載作品に、やはりネトラレものはありましたが、別に不快な話でもなくエロス十分な良作でした。なお、正面顔で紅潮した顔を表現するのに集中線のような斜線を多用されるのですが、油断するとケモノ顔のように見えるほど濃いため雑誌掲載時から気になってました。単行本で一気に読むと雑誌での印象よりは薄まったのですが多少好き嫌いはありそうです。絵の個性のひとつなのですが。
エロマンガとしての完成度は悪くないし、今後個人的な好みの方向に洗練されれば外せない作家になりそうです。
