しのぎ鋭介/委員長の恋人
絵柄&魅力:★★★☆☆、設定&話:★★★☆☆、愛&エロス:★★★☆☆;、総評&次巻期待度:★★★★
- 作者: しのぎ鋭介
- 出版社/メーカー: ティーアイネット
- 発売日: 2009/07/10
- メディア: コミック
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一話目の「リゾートガール」はお約束展開。親父が大変なケガしたというので久しぶりに故郷に戻ってみたら大したケガじゃない。仕方ないのでその辺をぶらぶらしていたら親しげに話しかけてくる女性(澪)に遭遇。自分は顔を覚えてないのに彼女は自分の名前まで知っている。憶えてなかったため怒らせてしまうけど、(すごく可愛くなったので)見違えたからだと言うと機嫌が直って、そのまま巨乳*1に誘われるままエッチ。すかさず両者の親まで登場し責任とってね、チャンチャン♪、というお話。こういう作品での作家の個性のひとつが、何をエッチのきっかけにし、そのまま盛り上げていけるかという点。このお話でのきっかけは、まさかのエロダコ。ちなみに、妙にリアルなタコなんですが9本*2足であることを発見。で、そのタコにビキニの下をうばわれてモロだしになり、見られてお嫁に行けないから責任とってと澪が迫るわけですが、何かこの強引さがほのぼのとしてて澪の性格の可愛さに繋がっている気がしたのですが少し肯定的に捉えすぎでしょうかね。こういう妄想は嫌いじゃないです。
本のタイトルでもある委員長のシリーズも、まじめでお堅い委員長が他人のエッチを見て関心を持ってしまい、自分もやってみたらすっかりはまってしまうというお約束展開。しのぎ氏の個性も出てたと思うし、こちらも楽しめました。突拍子もない話やハードコアを描く作家ではありませんが自分自身の妄想は作品に出来ている気がします。もうちょっとエロスが欲しいですけどね。