シリーズ化多すぎ

 この作品だけの話ではありませんが、ある程度買い溜めてから一気読みするか、発行してすぐに読んで次回作まで少し忘れるのがいいのか、こういうラノベ系で長期連載しそうな作品は読み方に悩みます。個人的には人物像にぶれが起こりづらく感動が重なる前者がいいのですが、現実的に人気作では読み始めるタイミングがいつまでたっても来なくなるので後者を選ぶしかないのが悲しいところ。ただし、4,5巻以上読む機会を逃してて気づくと人気が出て長期連載化している作品は多く、そういう作品はいつか完結した時に一気読みしてやりたいと考えています。もっとも「グイン・サーガ」のようなことになったらさすがに読めそうにありませんので20巻を過ぎた作品は要注意。そろそろやばくなってきたのが「灼眼のシャナ」や「とある魔術の禁書目録」。後者は我慢できずにコミックに手を出してしまってますが、前者は映画やコミックがあるのも我慢して人気のヒミツをいまだ知らず、話の導入部を多少知ってるだけ。こういう広い世界観がありそうで主人公が成長していく作品は終わらない可能性が高いものの「とらドラ!」なんかは恋愛モノらしいからすぐ終わると思ったのに既に10巻。最近はどこぞのジャンプと同じで終わりたくても終わらせてもらえないんでしょうか。読んでないのでわかりませんが、もし先の2シリーズで強さや能力のインフレが起こってるなら、きっとそうなんでしょう。
 いつまでも終わらないシリーズだらけになったら読み切りや新シリーズが読めなくなってくるんじゃないかと妙な不安を感じます。実際は月30冊読むとして早い周期で刊行する作家でも1シリーズの新刊は3ヶ月毎だから年4冊。とすると30×12ヶ月÷4=90シリーズ以上は読めるので全然問題ないように思います。単純計算するとそうなんですが、私なんかが足下にもおよばないマンガ読みの方々はどうしてるんでしょうね〜
 ちなみに30巻以上所有購入することは滅多になくてほとんど途中放棄して後はまんが喫茶頼り。稀に途中から買い始めて20巻以上になる作品もありますが。たぶんゴルゴやこち亀美味しんぼクッキングパパは一生読破することはなさそう。といいつつ、一歩は飽きつつもフォローできてるし、コータローに関してはまだ続きが読みたかったりする。結局は書き手次第かと、わかってる結論を書かずにいられない今日この頃。