原中三十四(はらなかさとし):作家、タコ焼き:イラスト/じんじゃえーる!2拝目

じんじゃえーる!2拝目 (HJ文庫)

じんじゃえーる!2拝目 (HJ文庫)

  • (読了日12/11)総評★★★★: 等身大の神様と共存する世界に好感。タイトルどおり、春奈神社の神様が大勢の人に関心を持ってもらうことをエールに変えて、願いをかなえてあげる方法として演舞を使った点はいいアイデアだったと思います。腕力を使った戦いで勝つより世界観に合ってるので。なお、毎回気になるのは剣児が春奈のことを「あんた」と呼ぶこと。すごい違和感あるんですが…。登場キャラクタに対する私と作者の印象が違ってるんでしょうね、きっと。例えば春奈と呼ぶのが照れくさいという理由があったとしても、私の頭の中の剣児は「あんた」よりは親しみのある呼び方を使うんじゃないかと思うんですけどね。別の作品と混同してはないと思うんですけどね、まだまだ読みが足りないんでしょうか。