壁井ユカコ:著者、デンソー:挿絵/クロノ×セクス×コンプレックス(1)

一言感想:読了日12/22:総評★★★★

作品自体はおもしろいと思ったけど、わざわざ他の作品の世界観や小道具(演出)を使う意味があったのだろうか? バレバレでもオリジナリティを追求した方が作品に没入しやすかったと思うんだが。とにかく、「時かけ」からタイムリープやラベンダーや時計屋、「転校生」から男女入れ替わり、と作品の印象を決める要素が大林作品とつながってると、これだけで作品ができるわけがないことはわかってても気になってしまう。もったいない。