藤堂あきと/パーツのぱ(2)

パーツのぱ 2 (電撃コミックス EX 130-2)

パーツのぱ 2 (電撃コミックス EX 130-2)


絵柄&魅力:★★★★☆、設定&話:★★★★☆、総評&次巻期待度:★★★★

  • 感想:読了日03/04

 最初はGateway社のPCをアキバのショップを通して個人輸入。P5-90からCyrixに換装したり、Mach64をMillenniumにUpgradeしたり、SBにGUSを追加してみたりと、パーツ単位で手を入れることに抵抗がなくなり、その後は当然のように自作街道。ただ最近は弱小メーカーの淘汰とハードウェアの進歩から、普通は差し込めば動くので文字通り組み立ててるだけ。自作が趣味から手間に変わってきた気がします。しかも昔と違って情報がネットに溢れててPCショップの店員さんとのディープな情報交換をする必要もなく寂しい限り。
 そんな時代に連載されているのがこの作品。作中に登場するPCショップ『こんぱそ』とライバル店などお店の内側の世界を厳しいながらも楽しく描かれています。10年以上前だったらディープな客との会話なども楽しめる内容になったかもしれませんが、逆にそれじゃあ一般読者は誰もついてこないし、こういうPCパーツショップを舞台にした話というのはギリギリ出せる時代なのかもしれません。個人的には今以上に仕入れ部分の話を生々しく描いた回があってもいいと思ってて、経済漫画っぽくなってもおもしろいかなと。もちろん登場キャラはこの路線で是非。
 なお、1巻めも発売まもなく買ってましたが、ここにも読書メーターのほうにも記録されてませんでした。なのでISBNリンクは両方貼り付け。

パーツのぱ (電撃コミックス EX 130-1)

パーツのぱ (電撃コミックス EX 130-1)

というわけで、これからPCショップまで買い物に行ってきます(上記感想を書いた動機)。ほんとにPCのほう何とかしないと・・・。ケータイはまずはXpediaが出てからだし...。なお、PCを組み直す余裕はないので電源だけ入れ替えることにしました。結局これが原因でなかった場合、残りのパーツを買うことになるわけですが。