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 作者基準ではなく、作品(=単行本)基準で選んでいきたいと思います。当分作成中。

2008年発売分から

 2008年の1年間を振り返ってすぐに「これしかないっ!」と思い出す作品はありません。平均レベルが高い割に飛び抜けた作品がなかったというのが印象。それでも気になる作品はいくつかあるので、年末までにもう一度思い返してベスト5を決めようかと思っています。また、今年はケータイコミックとWEBコミックがいよいよ本格的に普及しだしたと感じる一年でした。来年はこの分野ランキング決めることになるのでしょうか。

恋愛、感動系小説

  1. 中山可穂サイゴン・タンゴ・カフェ
  2. 有川浩/別冊図書館戦争I、阪急電車、ラブコメ今昔、別冊図書館戦争II、図書館革命
  3. 朝倉かすみ/田村はまだか、タイム屋文庫

 今年はなんといっても、有川さん、がんばりすぎ。結局作家一人当たりでは今年一番たくさん読ませていただきました。それでも一位には中山可穂さんを入れたい。小説で本気の恋愛の熱を感じさせる数少ない作家。今年は初めてお顔を拝見することも出来、個人的にも記憶に残る年になりました。読んだ数が少なくて、2位と3位の差はやや大きいかな。

エンターテインメント、その他小説

  1. 貴志祐介新世界より(上・下)
  2. 伊坂幸太郎ゴールデンスランバー
  3. 桐野夏生東京島、女神記

 チェックしてみると、いい作品が多かった気がします。世界観に圧倒された貴志氏の作品を1位にしました。伊坂氏は毎年こういうランキングをしたら賑わせてくれそう。個人的にはここ数年一番読んでいる恩田さんの作品が3位内に入らなかったのは残念。

ライトノベルズ全般

  1. 犬村小六/とある飛行士への追憶
  2. 志瑞祐/やってきたよ、ドルイドさん!
  3. 瀬那和章/under 異界ノスタルジア、under2 異界イニシエイション

 個人的には一番ラノベを読んだ年になりました。今後も新作を楽しみにしてます。

一般コミック

  1. 中村光聖☆おにいさん 1,2巻
  2. 福満しげゆき/うちの妻ってどうでしょう(1)、僕の小規模な生活(2)
  3. 影崎由那/かりん(14) 完結
  4. ぢたま某Kiss×sis(2)(3)
  5. 渡辺航弱虫ペダル(1)(2)(3)

 昨年から注目していた福満氏が今年は私的には非常に活動が目立ってました。かりんは完結した連載シリーズの中で2008年一番記憶に残った作品です。

成年・青年コミック(いまだ順不同でランキング未定)

  1. DISTANCE/美〜ちく
  2. きりりん/いもーと*もーど
  3. けものの★/Groove Tube、YELLOW☆POP
  4. ヤスイリオスケ/BUST TO BUST -ちちはちちに-
  5. 御免なさい/おませで御免!
  6. 天太郎Daisy
  7. 中年/年刊中年チャンプ
  8. てりてりお/な美らる
  9. 堀博昭/僕の愛玩具
  10. 世棄犬世棄犬廃品集1、2