ポン貴花田(♀)/ラブごめ!
- 作者: ポン貴花田
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2006/12/26
- メディア: コミック
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絵:★★★★☆、話:★★★★☆、工口:★★★★☆
愛も工口もいっぱいのお話でした。最初からヒロインのあいかちゃんは少々飛ばし気味で工口過ぎでしたが、漫画として十分楽しめるものでした。それにあいかちゃんは単に天然で工口工口なだけでなく、浮気に対して釘を刺すシーンなどちゃんと言いたいことを言える点は一女性としての人格を感じさせましたね。この手の作品には、ヒロインがどんどん都合のよい性処理道具になりさがるパターンもあるのですが、お互いが独立した人格があってこそ恋愛だと思うので、いくら工口漫画といえどもその点には他の作家さんにはこだわってもらいたいと思います。さて、(わずか)10日間の禁欲の後にお互いの気持ちが最高潮に高まるわけですが、その直後しっかり浮気相手をもってくる辺り、話もだれずに最後まで楽しめました。もっともその浮気話も軽めだし、ストーカーに襲われるシーンも未遂で終わるし、幸せな純愛だけを楽しみたいという点で統一感がありました。もっともポン貴花田さんの作品はどの本もその点では裏切ることがないわけですが。
その他の作品 (追記:過去の既刊本などの情報をここにまとめました)
- 作者: ポン貴花田
- 出版社/メーカー: ワニマガジン社
- 発売日: 2000/04
- メディア: コミック
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これが初単行本だったと思いますが、絵も最初からよかったし注目してきました。短いですがシリーズものもあり、それなりにストーリーづくりも上手いと感じさせました。結果論でしかありませんが、その後の活躍を見るとやっぱり生き残る作家は運だけじゃないなぁと思います。
- 作者: ポン貴花田
- 出版社/メーカー: ワニマガジン社
- 発売日: 2002/01
- メディア: コミック
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この本では2つのシリーズ(看護婦姉弟近親ものとメイドもの)が収録されています。編集者からも連載(ができる)作家の地位が認められてのことだと思いますがそろそろ読み切りものも読みたいなぁと思いました。そうそう先日の塩山氏の本にありましたがこの作品時期は特に都条例など規制が厳しかったようで、とってつけたように義理の姉兄になっていました。血が繋がっているかどうかというのは漫画の上では全く無意味なようにも思いますが条例文に書いてあるんでしょうかね。
- 作者: ポン貴花田
- 出版社/メーカー: ワニマガジン社
- 発売日: 2003/05/10
- メディア: コミック
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こちらは連載ものではなく、読み切り短編集になっています。編集者もわかってらっしゃる(笑。いろいろな話の種を持っていることがこの作品集でよくわかるとともに今後の活躍を確信したのがこの本でしたね。まあ全部が全部斬新なネタでもなかったので少々ほめすぎですが。というかむしろ平凡・・・。わわっ、読み直すとどうしても厳しくなってしまう。でもこの平凡さが重要なんですよ、ラブものには(フォローになっているのか?)。
- 作者: ポン貴花田
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2002/09/28
- メディア: コミック
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あ〜、持ってません (--;
- 作者: ポン貴花田
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2004/05/28
- メディア: コミック
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う〜、持ってません (--;; というか、この前の本から出版元を移られていたせいもあって、いつもの書店に置いてなかったからではないかと。目にしていたら買うはずなんですが。
- 作者: ポン貴花田
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2005/04/08
- メディア: コミック
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え〜、持っておりませぬ (__;; この頃田舎のほうに転勤していたためです。同僚とよく会う書店で工口漫画を買うのは少々抵抗ありました。
- 作者: ポン貴花田
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2005/12/12
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まるまる一冊連載ものです。和菓子屋の娘と職人さんとのお話。絵も話も安心して買える一冊でした。ヒロインの桜ちゃん(長女)はかなり簡単にやっちゃう子でしたが、中江(男の主人公)はしっかり3人姉妹とやってるし、ある意味お似合いかと。
- 作者: ポン貴花田
- 出版社/メーカー: ワニマガジン社
- 発売日: 2006/04/10
- メディア: コミック
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良作揃いの短編集でした。いいペースで量産されてるし、こういうのを大物作家というのでしょうか。そろそろ一般誌での執筆の話も出てきているのではないかと感じてしまいます、ストーリー作りが安定しているので。
- 作者: ポン貴花田
- 出版社/メーカー: 少年画報社
- 発売日: 2006/10/26
- メディア: コミック
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ついに1巻では終わらないシリーズ登場です。今回はアイドルものです。随所に魅せる柔らかい表情が実にいいです。連載に重要なもののひとつがやはりキャラの魅力ですよね。その点は十分なのではないかと。このアイドルと一般人(男性)とくっつくネタは克亜紀などいくつかの作品があるだけに今後どのように味付けされていくかを楽しみにしたいと思います。変に芸能界だからといって権力などに左右される暗い展開は作らずにいつもの明るく楽しい雰囲気を貫いてほしいと思います。
というわけで、好きな作家さんの一人ということもあり、ぴらっと読み直しながら昔の本の感想まで勢いで書いてしまいました。絵も話も評価が高い作家さんはそんなに多くはないので貴重な方です。あえて要望を言うなら、1作でもよいので、渾身の書き込みをした絵を通しで見たいですね。連載なので時間がないのはわかりますが、ところどころに光る絵とそうじゃないそこそこの絵が同居するため、いつも絵の完成度は100%じゃないので。もちろん連載作家でそんな絵を描く方がどれほどいるのかわかりませんが(怒涛の有能アシスタントを抱えたメジャー誌の人気作家以外無理な話かも)。