恩田陸/文藝 2007年 春号 [雑誌]

文藝 2007年 春号 [雑誌]

文藝 2007年 春号 [雑誌]

2007年2月1日発行第46巻第1号/河出書房新社
話:★★★★☆
 恩田陸さんが特集になっており、かなりのページを割いていたため、思わず買ってしまいました。個人的には作家の素顔に迫るような記事は本を読んだときに余計な先入観になりそうなのでこれまで目にするのは避けてきましたが、もはや、ほぼ全作を読んでいるので今更先入観もないだろうというのが気にせず購入した理由です。もっとも過去にエッセイも読ませてもらってますから完全に避けていたわけでもないのですが。
 内容としては、ファンなら文句ないところではないでしょうか。やけにショットも多く、顔ももちろん何度も拝見していましたが、ここまでの表情をいろんな角度で見るのもはじめてのことで、やや緊張しました、素顔を目にしすぎてるのではないかと・・・。一番最近読んだ中庭の出来事も挑戦的な構成になっており楽しめました。ご本人はややお疲れの様子も見られますが、これからもがんばって新しい作品を作り続けていってほしいと願います。
 余談ですが、綿矢りささんの対談もあり、久しぶりに顔写真を見ましたが斜めの顔が可愛いかったです(何を言ってんだか)。けっして中山咲さんのお顔と比較したわけじゃなく(彼女も雰囲気あって悪くないですよ、最後のショットなんか特に)、素直な感想です。全く小説とは関係ない話でした。