世徒ゆうき

ストリンジェンド (MUJIN COMICS)

絵：★★★★☆、話：★★★★☆、工口：★★★★★
が山積みになり、「36万部突破！」の文字が・・・！？　　なぁに〜！！
随分古い本が置いているなぁと思って手にしたのも当然のこと、私が持っている初版本は2002年11月4日発行となっているので、4年以上経ってなおも平積みとは、すごい。なんでこんなに売れているのかと思って、家に帰って読み直してみると、う〜む。男性キャラが微妙に古くさいのが気になるくらいで確かにうまいなぁと思うし、ロッカー内で口を押さえてそのままやってしまうシーンなどは今でも新鮮に感じる。確かにこれだけの出来なら初版買いするのもうなづけるかと・・・。この人の作品はもう一冊、

アッチェレランド (MUJIN COMICS)

2004年7月2日初版
絵：★★★★★、話：★★★★☆、工口：★★★★★
も初版を持っていますが、男性キャラは相変わらずかな。少しよくなったような気がします。これもいい本でした。全作よりは話に流れがあったような気もします。女性キャラにやたら藤島康介のベルダンディの髪型そっくりなのがいて、狙っているのかも。この辺の広く受け入れられる絵柄と工口さが大ヒットの要因なんでしょう。やっぱり売れる本だなぁと納得。それでも売れすぎな気もしますが。
それにしても、その後単行本を出していないようです。ネットで検索しても出てきませんし、そもそも連載もない？？　引退されたなら寂しい限りです。自分の手元にある雑誌ではＭＵＪＩＮの2006年1月号に読み切りがありました。最近は単行本ばかりで雑誌を買う数が減っているため多少その辺の事情には疎くなってしまいました。ちなみに検索していると、最近これら2冊の本がアニメ化されていることを知りました。普通の書店で新刊扱いで置いてあったのはこの辺の事情が影響したのでしょう。同人で荒稼ぎするプロも多い中、ちゃんと売れている本を見ると妙に関心を惹いたというお話でした。