大和川(やまとがわ)/AQUA BLESS (TENMAコミックス)

AQUA BLESS (TENMAコミックス)

AQUA BLESS (TENMAコミックス)

2007年2月24日初版
絵:★★★★☆、話:★★★★☆、工口:★★★★☆
 随分前からわかっていることですが、その作者にとっての初単行本の購入率が非常に高いです。もちろん、定番の作家の本より、新しい作風の開拓のほうが金を出す気になるという性格上の理由はあります。だって立ち読みじゃ良さが分からないことが多いですからね、特に個性の強いものなんか。よく知ってる作家の本はちら見で判断つけられますから買わない判断もしやすいですし。
 でも、やっぱり一番の理由はそれだけ出入りの多い業界ってことなんでしょう。特に同人コミックの市場規模の広がりからプロ予備軍もすごい数ですし、これだけ毎年、毎月新人が登場しているとついそちらに目が行きますが、押し出されたプロはどこに行ってるのでしょうか。今は再び同人? まったく違う話ですが、AV女優だと、アイドル本番なし⇒やりまくり⇒乱交⇒ソフトSM⇒後ろ⇒陵辱もの⇒ハードSM⇒スカト口⇒獣のような変遷があっても常に露出しているから追跡できるのですが、作家はどこで何しているかわからなくなりますからね。
 冒頭からいきなり脱線しまくりでした。
 ともかく、大和川さんの初単行本です。随分前からCOMIC天魔で目にしていたので、「えっ」という感覚でしたけど。絵も特徴あるし、話もそこそこ読めるし、月産ペースが守れる生産力もありそうなので期待してます。敢えて注文すると、もうひとつ何か特徴がほしいです。女の子の魅力も他の一線級の作家と比べるとちょっと落ちる気がするのですが、表情アップの時にもう少し描き込むだけでもよくなるかも。乳や腰周りのラインは今後も大事にしてもらいたい。(^_^*  あらっ、前置きが長くなりすぎて本文が全然ないし(笑