BUFFALO/TeraStationPro 2.0TGL/R5


性能:★★★☆☆、価格:★★☆☆☆、お奨め度:☆☆☆☆☆
 PCでHDD録画をやるようになってからというもの保存ファイル容量はバカみたいに増加し、エンコでファイルサイズを圧縮するのが全く追いつかなくなってしまいました。複数PCで録りまくっていたので、たぶんこの動画だけで4TByteくらいあるんじゃないでしょうか。HDDは古いの(120GB〜)を入れると20台以上ありますから。それでもこういう録画データは万一消えてしまってもDVDを買えば済む場合がありますからバックアップする気はありません。※もっとも最近はHDTV番組がDVDで出ると見劣りして我慢できませんが、消費者不在のBlueRayやHDDVDを買う気力が湧かない。
 しかし、動画以外のデータの中にはHDD破壊などで消滅したら立ち直る自信のない重要ファイルがあります。今回このようなファイル群を再整理・長期保管するため市販のRAID5+NASを購入しました。
 で、その使用感ですが、
 速度は普通。インストールは簡単。驚いたのが今時ファイル名が全角で80文字までの制限あり。NTFSが半角で255文字、MacOSXが全角半角関係なく255文字までですから、なんとWindowsが対応OSと書いてあるにも関わらず、下位互換の糞システムでした。この文字数制限は、外の箱にも書いておらず、オンラインマニュアルを見てはじめてわかる制限ですから、実質消費者を欺く仕様になっています。ファイル名が80文字という制限は組込みOSがLinuxのためでしょうか。一般の消費者はOSが何かなんて興味ないのだから、わけのわからない制限事項はやめてほしい。あるなら、箱に大きな文字で書いておくべきでしょう。一応文句は言っておく予定です。こんなの許していたらMSDOSの8.3文字の制限があっても仕様ですと言ってつっぱられますから。補足ですが、やはり、.(dot)で始まるファイル名も見事に見えなくなってシステム属性化されておりました。NASを使うにはLinux(UNIX)の糞ファイルシステムを前提にしないといけないという時代遅れのルールを強制するようです。
 また、保証期間も1年です。24時間稼動ということを理由に選んだものの、IO DATAの相当品は、3年間保証。I/FもGbLAN以外にeSATAとUSB2があります。BUFFALOはGbLANだけです。私も最初はUSB2に対応しているかと思っていたのですが、単にUSBのHDDをつけられるというだけの話でした。しかしBUFFALOの技術は低いですなぁ〜 これだと信頼性を売りにしているけど、まともに信用していいのかどうか。どうしても買いたい人を止める気はありませんが、無理して買うレベルには到達してませんね。