ながしま超助/桜通りの女神 1 (アクションコミックス),桜通りの女神 2 (アクションコミックス),桜通りの女神 3 (アクションコミックス)

桜通りの女神 1 (1) (アクションコミックス)

桜通りの女神 1 (1) (アクションコミックス)

桜通りの女神 2 (アクションコミックス)

桜通りの女神 2 (アクションコミックス)

桜通りの女神 3 (アクションコミックス)

桜通りの女神 3 (アクションコミックス)

絵:★★★★★、話:★★★★★、工口:★★★★★
 近々購入するセクハラマン 03 (アクションコミックス)を前にこの作品を読み直していました。今更言うまでもないですが、ながしま氏の漫画に出る女たちの工口さはどうかしてます。こんな痴女、絶対いねぇっ(笑)、と心の声でつぶやきながらも、深く考えるのがバカらしくなるほどの軽快なノリで読み進んでしまいます。もちろん他の作家のシリアス展開や陰湿な作品が嫌いで読まないというわけじゃないんですが、やっぱりこういう作風のコミックは好きだなぁとしみじみ感じます。やっぱり立ち絵だけでフェロモンを感じるような絵柄で、このジャンル以外のマンガを描くことが考えられないような人こそ生粋の工口マンガ家だと思ってますので。そういう意味では工口マンガ家とそれ以外の成年向けコミック漫画家を私の場合使い分けたい気がしますが。
 さて、この作品は3巻まで発刊されている連載シリーズですが、簡単に設定を紹介しますと、工口い服の着こなしでは世界トップスーパーモデルである主人公のYURIAことユリちゃんが、実家の八百屋で商店街の活気を取り戻すべく奮闘するというお話です。これだけでわかる人がいるわけないんですが、この商店街がかつて持っていた活気というのが、ありえない工口三昧の状態でして、もう設定上は日本どころかこの世には存在しないファンタジー世界となっています(笑 まあこの方のマンガでは全然珍しくないバカ設定ではあるのですが、よくこの設定でこれだけの連載を飽きさせずに続けられるなぁと、冷静に感心してしまいます。もう見所だらけなので特定の話を持ち出す必要も感じませんし、2巻で一旦話に区切りがついた後、3巻からは強力な新キャラがまた話をおもしろくしています。この方の脳はいったいどれだけ工口いのか底がしれません。すばらしいです、ほんとに。