恩田陸/朝日のようにさわやかに

朝日のようにさわやかに

朝日のようにさわやかに

 初めて読む人はそれなりに、恩田陸ファンならニヤリとするような短編が詰まった一冊でした。もちろん私は後者なので楽しめました。帯にはこれが恩田陸を知る入門書などと書いてありましたが、やはり最初は「夜のピクニック」か「三月は深き紅の淵を (講談社文庫)」か「ドミノ (角川文庫)」から読み始めることをお薦めします。