佐桂蓮弥(さかつらはすや)/酔恋華 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

酔恋華 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

酔恋華 (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

 実は先の感想はこの本の前振りでもあるのですが、この方はこの本からペンネームを変えていたため、あとがきを読むまで旧ペンネーム「安原司」氏の作品であることに気づけませんでした。もちろん、どこかで見た絵とは感じていたのですが、確信持てませんでした。絵の識別能力がろくにないことを棚上げして言うなら、そんなに多い絵柄とは思えないんですが、確信持てるほどの特徴がないというか・・・。ディフォルメが少ないオーソドックスな顔だから、いろんな人が描けそうに大きな勘違いをしちゃうんですかね。最初から安原氏の作品と言われたら、そうだと思うし、違う作家と言われたら、やっぱりそうかと思う微妙な絵柄のような気がします。

今日はわけの分からない話をしてしまいましたが、ちょっと立て続けに、作者を見間違えたり、よく知っている作家なのに誰の絵かわからなかったことがあったため、この2冊を取り上げてみました。顔なんて目や鼻や口の数も決まっているのに、よくこれだけの作家がそれぞれ個性的な絵が描けるなぁと。そんなことを改めて考えてしまう1日でした。