工口マンガの思い出

 私が幼い頃は工口マンガといったら劇画調ばっかりでオヤジの目を盗んで見ても肝心の部分は大きく塗りつぶされていた上に陰気な雰囲気から何がおもしろいのかよくわかりませんでした。#今読んだらどう思うかはわかりませんが。その後レモンピープルを本屋でこっそり立ち読みして読んだときもはじめは絵や話作りがちょっと下手な*1人が描くものだと思ってた時期もありましたが、ペンギンクラブあたりから結構可愛い絵で読める作品が出てきた記憶があります。亜麻木硅(あまぎけい)さんなんかは先日新刊単行本を出しているのを目にしましたが、飛龍乱さんが少し良くなったのに比べると成長してないのが残念でしたけど。長く活躍している工口漫画家って誰なんだろうと思ってちょっと振り返ってみました。そういえば、はじめて購入した工口コミックって何だったんだろう。ジャッキー亀山*2かなぁ。今でも女性のキャラ絵が頭に浮かびますが工口よりもギャグが冴えた良作だったという思い出があります。相次ぐ引越し・転勤の中で処分してしまったのがいまだに悔やまれます。(追記:その後、古本で「いつか会えたら」初版を入手。Aug.'08)

*1:当時読んでいた週刊少年漫画などが基準

*2:若くして亡くなったと聞きました