ゴージャス宝田／絶体絶命教室 (メガストアコミックスシリーズ No. 147)

絶体絶命教室 (メガストアコミックスシリーズ No. 147)

　正直、この話のことを完全に忘れてました。この１２月にキャノン先生が発売されるのは当然チェックしているんですが、コアから発売されるっていったい何の話だろうと買って読むまで思い出せませんでした。読んでみると、以前途中の１話だけ読んだことがあるのがわかったのですが、それが「クラッシュ」という作品のACT3でした。
　この回の話だけ読んでもらうとわかるんですが、少女5人と男性教師がどこかに閉じ込められたパニック状態の中で、少女の何人かが教師に思いを抱いていることをいいことにＨしまくっているように読めるんです。たぶん、その時、弱みに付け込むような鬼畜な真似をしやがって、（これからどんどん好き勝手なことする）ひどい話だと勝手に解釈し、なかったことしていたようです..。
　すみませんでした〜　m（＿＿）mホント、スマン！！
ちゃんと最初から読んでいたら絶対そんな不快感など起こるはずもない、いい作品でした。というか、ゴージャス宝田氏だったから描いてくれると期待してるとおりの作品でした。話はおもしろいし、キャラは立ってて魅力があるし、ラブラブの中にちゃんと哀しみなどのドラマがあり、読み応え十分でした。他に収録されている読み切りも、何か他の作家では描ききれない話の深さが感じられる良作でした。カバー裏にある、あとがきでも、全9話くらいの話を考えていたという「ハートメイカー」という作品なんて、これで読み切りはどう考えてももったいないです。実際、同人誌で続きを描いて幸せにすると言われてますし・・・、やべぇ、同人誌欲しくなってきた（笑。最近は商業誌のサイドストーリーなどを描いてたりして(願望)。だったら、かなり欲しいんですけど ^^;　・・・　今ちょっと宝田氏の工口マンガがマイブームなんです。
　あっ、最後に「クラッシュ」のエピローグマンガが描き下ろしされてました。３ｐだけですけど。しかし、どういう人生を歩んでんだ、この少女たちは（笑