フクダーダ／相思相愛ノート

絵：★★★☆☆、話：■■□□□、愛：♥♥♥♡♡、次回購入意欲：♪♪♪

相思相愛ノート (メガストアコミックス 153)

　こちらもいい出来でした。描く線は力強くブレがなく、絵柄も安定してるほうでしょう。アングルは少し単調なところもありましたがマイナスに感じるほどじゃありません。この2冊めも実用性が高い濃厚な工口シーン満載で読み応え十分です。
　基本的に巨乳絵師だと思いますが『アンチエイジングママ』という作品では微乳キャラが登場し新鮮でした。コントラストをつける意味で1冊に1作品くらいはこういうのもいいと思いました。各作品のキャラや設定は、じっくりストーリーを読ませるというよりは工口展開に持っていくための道具にすぎない感じもありますが、一度長編作品を読んでみたいですね。どのくらい描けるのか興味ありますので。わずかな差ですが直後に前巻の「恋におちよう」を読み直すと、これに比べると少し小ぶりな作品が多いかも。2巻とも未読な人がいるなら、前作から読まれることをお薦めかなぁ。こちらから読んでも悪い印象は受けないと思いますけど。
　ちなみにおまけとして、カバー下には異なるフルカラーイラストがあったし、巻頭には綴じ込みのピンナップで登場キャラの丸出し勢ぞろいしていました。さらに某書店で購入すると16ページの記念小冊子がついてきます。実はこれが欲しくて今回はそこで買っちゃいました。もしかすると小さな小売店でもついているのかもしれませんけど。