前田千石/ハハカノ
絵:★★★★☆、話:■■■□□、愛:♥♥♥♡♡、次回購入意欲:♪♪♪♪
- 作者: 前田千石
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2008/03/12
- メディア: コミック
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話のほうは正直中身はなくて、夫(陸の実父。登場せず)が海外赴任中の洋子さんとの関係を続けながら、
- 美凛:天然系で最初は陸に女扱いしてもらってなかったが、身体は女性として成長著しい上にずっと思い続けていたという必殺の幼馴染
- 凪:大学の先輩でお金持ちのお嬢様? 寡黙で不思議系だがいざというときは積極的な洋子さんに負けないバディの持ち主。大学で再会する前からずっと好きだったという一途で可愛い女性
- 川那:洋子の妹で人妻。普段はクールなキャリアウーマンだが酔うとデレデレ。迫力のボディをもてあまし欲求不満から陸と関係。めがね付
の3人とも一線を越えてしまう。川那さんは洋子の行動が欲求不満から来るものだと陸に疑問を持たせて新たな展開に持っていこうとしたようにもみえたのですが結局何も起こらず、最終的に洋子と美凛と凪の3人ハーレム状態のままエンディング。まあどろどろした話が全くなく異なる属性の女性たちと少し初々しい雰囲気でエッチするというのがこの作品のコンセプトだとすれば間違ってないんですが、やっぱり中途半端かなぁ(あとがきに前田氏もそう書いてましたが)。もっとも10話構成で3人以上の女性との関係をうまくまとめようとするのがそもそも無理があるので(4年かけてもMGジョーさんの「隣のみなの先生」のようなケースもあるし)こういう展開も仕方ないのかなぁ。別にきれいに関係が整理されるのがいい作品だという気は毛頭ないのですが、シリーズをまとめる何かが欲しかったです。
読み終わった後に上記のような感想をもったのは事実ですが、ともかく気軽にちょっとエッチなマンガを楽しむにはいい作品でしょう。コミカルな演出も実際読んでて楽しかったしキャラは相変わらず魅力的に描けてました。