絵：★★★★★、話：■■■■■、愛：♥♥♥♥♥、次回作購入意欲：♪♪♪♪♪
これぞプロの工口マンガという完成度に感服っ。音楽で言えばメジャーな音というんでしょうか、ある意味、王道ともいえる方程式を駆使しているため新人のような新鮮さはないものの、高度に安定した抜き漫画として間違いない１冊に仕上がってました。この方の持ち味のひとつである乳の描写は今回もぬかりなく、例えば「え・れ・じ・い」で学(まなぶ)の頭に乗せた姫子先生のおちちは見るほどに奥深い。ボリューム感たっぷりの重さだけでなく、学の頭の形に沿ってびろ〜んと広がった乳房の柔らかさが１枚の絵に凝縮されてます。ただ、その後の揉みしだくシーンでの乳房の柔らかさに少し違いがあると感じましたが少々要求が高すぎるでしょうか。最近は乳の描写にとどまらず、成年向けでこそ可能な描写といえる雄と雌の性器のぶつかり合いにもエロスを求めているのが鮮明に伝わる内容でした。どう描いたらエロくなるか、それを求める気持ちが伝わり、かつ実践できている作家は他にも大勢いますが、その中のひとりであると改めて認識させられるいい作品でした。ボルチオセックスの描写は最近流行ってるのかよく見るようになりましたが、まだまだその表現方法には検討の余地があり、その点では下の口と口とのキスに始まり、少しずつ内側の口とくっつくまでのねっちこい描写は既にかなり高い完成度にあると思いました。
今回、虎で購入したのでそこだけの特典なのかもしれませんが「オマケのすぱっちゅ♡」という描き下ろし小冊子がついてました。特に本編とも関係なく完全に独立した作品ですが、ばっつんぱっつんに体に密着したスパッツ越しにぷっくりしたあそこのお肉をイジリ倒すシーンは、本編ではちょっとしか登場しなかったスパッツ好きの読者への良い補完になってました。このおまけが大手書店でしか貰えないとすると地方や通販で買う人はちょと損した気分かも。
