松川郁(まつかわいく)/奴隷乳

絵:★★★☆☆、話:■■■、愛:♥♥♥♡♡、次回作購入意欲:♪♪♪♪

奴隷乳 (ワールドコミックススペシャル)

奴隷乳 (ワールドコミックススペシャル)

最近どこで活動されているのか知らないのですが松川郁名義の2冊目です((吉天レンゾウ名義で既刊3冊))。いつも作風も作画もストーリーもばらつきがあって総合的な評価は高くないのですが、ポップな絵柄は個性的で好きだったし(この本は巻末しかその絵柄の作品はないが)、表紙や裏表紙絵からもわかるように乳や胸元から腰回りにかけてのラインがエロくていいですねぇ。

 今回の本は、「彼女のコト」には少し手抜き感を感じたものの、やはり松川氏の描く乳は淫靡な匂いがして好きですね〜。DISTANCE氏の乳は健康的で正統派という気がしますが松川氏の乳はたれ気味の崩れた線だから出せる背徳的な味わいがあり30過ぎの諸兄には感じるものがあるんじゃないでしょうか。昔は爆乳ばかりでこういう垂れたエロ乳は描かない作家だと思ってましたが、個人的には今のほうが好きです。ちなみにこういう乳の形が好きな作家がいた記憶があるのですが...伊駒一平氏だったかな。軽くたれ気味のようでいて、その先にはツンと上向きで大きめの乳首がまぶしく、こんな胸を女子高生の若いうちから備えていたら、もはや犯罪ものでしょう。
 ということで作品のほうも、そのフェロモンに惑わされて襲ってしまう弱い男たちのお話が多くなっています(笑)