てりてりお/な美(ちゅ)らる

絵:★★★★★、話:■■■■□、愛:♥♥♥♥♡、次回作購入意欲:♪♪♪♪♪

な美(ちゅ)らる (メガストアコミックスシリーズ No. 177)

な美(ちゅ)らる (メガストアコミックスシリーズ No. 177)

 最近は美ら海水族館ウミショーが有名になったおかげでまったくタイトルの読み方に違和感ありませんでしたが、てりてりお氏は沖縄出身とのこと。そう聞くと、「南国バスバス」という作品で描かれた背景の海などは非常に美しく、開放的でエッチな女の子も合わせて、南国的なイメージがよく出ているような気がしてきます。
 表紙をめくると登場キャラが水着を着て勢揃いしたピンナップと、4Pの描き下ろしカラーマンガがおまけで入っています。ピンナップの裏側には前巻と同様に後ろから見た絵が描かれているし、カバーの返しにはディフォルメの可愛いキャラが描かれていたりと、意図的に構成を前の巻に合わせているようです。評判が良かったんでしょうかね。私も嫌いじゃありません。
 作者のてりてりお氏はショートヘアとめがね*1が好きだと公言されてますので今回もしっかりそういう女の子が活躍(?)した作品が掲載されているのですが、表紙絵やおまけのイラストカード*2などに露出しているのはロングヘアで眼鏡なしの女の子だったので私にとっては新鮮に映りました。そもそもこれでめがねっ娘の表紙絵だったら、タイトルがいくら違ってても前巻と見間違って買い忘れそうです(w でも、ショート&めがね率は前巻とほぼ同等なのでそれが好きでたまらないコアなファンへの配慮も忘れてないといったところでしょうか。私はめがね属性が特に強くないどころか、眼鏡をかけた女の子の顔にぶっかけるという定番行為がむしろ嫌いな非国民ですから*3、非めがね少女を交えることによって作品の幅が広がるほうが歓迎です。
 それはともかく、今回の本も笑えるノリのいいリズムで話が進み、工口シーンもしっかり丁寧に描き込まれて好感度高いです。ストーリーのほうはいつか見た気がする定番展開ですがそこにしっかり自分の持ち味を反映させた漫画を描いておられるので十分に楽しめました。美(巨)乳・微乳系の女の子が多い中で、「今日が記念日」という作品でエッチな下着をはいてお茶を運んできたシーンは微乳が映えてエロ可愛さが際立ったベストショットでした。次巻も大変楽しみです。

*1:めがねは担当の影響を受けたらしいが

*2:とらのあなで買ったのでポニテの女の子のイラストカードがおまけでついてきました

*3:だって女の子はぶっかけられた自分の顔を見えないわけで、男の一方的な征服願望は愛がないと思うんです。M女からせがまれるのは別にして