高岡基文/は〜れむ♡ちゅーん 限定版

絵:★★★☆☆、話:■■■■□、愛:♥♥♥♡♡、次回作購入意欲:♪♪♪♪

は~れむ・ちゅーん 限定版

は~れむ・ちゅーん 限定版

 え〜と、22冊めでしょうか。とにかくベテランの高岡氏の新刊はおそらく初となる限定仕様。しかもこのお話は2巻に続くようです。シリーズとしては以前「まゆマテリアル」という作品が全2巻ありましたが・・・、触れるのはやめておきます(^^; 2度目の2巻突入になる予定ですが1巻めでキャラを出しまくり((2話の段階で全12人登場させることを予告していたので計画通りのはずですが))、果たして収拾つくのかが読んでて心配になってきました。もしかして2巻どころか3,4巻と続くのかも?!

 12人のヒロインを登場させるというのは当然それだけのキャラを描き分ける力が必要なわけで、結構絵のうまいと思われている作家でもよく見ると身長と髪以外同じだったりするケースもあるので、この辺はさすがに大量の作品を描いてきたキャリアを感じさせます。もっとも、どこかのエロゲーみたいな性格付けになってるのはお約束でしょうか。そうそう12人と書きましたが本編では11人しかエッチせず、初回限定付録のおまけマンガの中で12人目がやってくれます、妄想の中だけなんですが。しかも一番お気に入りキャラだったりして、通常版が出るのかどうかは知りませんが32pの小冊子がついて1180円(税込み。通常1000円)ですから迷う理由がない気がします。
 冒頭の話に戻りますが、毎回のように新キャラが登場し(しかも1人じゃない)読み切り形式になってるためシリーズ化はしているものの設定背景以外あまり接点がありません。あとがきを読むと、このままのノリで突っ走る気がしないでもないし、そもそも次巻はコスプレさせると宣言してるので予感は的中しそうです。おそらくこの12人かあるいは更に新キャラが毎回登場してコスプレしてエッチする・・・。まあ、ほんとに読み切りだと思えば全く問題ないのですが最後には何か締めのオチをみせてくれると、さすがっ!となるんですけどね。