井上よしひさ/おじいちゃんは少年探偵 第4巻

絵:★★★★☆、話:■■■■■、愛:♥♥♥♡♡、次回作購入意欲:♪♪♪♪♪

おじいちゃんは少年探偵 4 (CR COMICS)

おじいちゃんは少年探偵 4 (CR COMICS)

 先日緊縛SMモノの成年向けコミックの感想を書いたばかりですが、なぜかその本と合同企画で特製小冊子の応募者全員サービスの対象になっています。まぎれもない一般向けコミックと何故合同企画が…と思っていたのですが、簡単なことに気づいていませんでした。実はこのシリーズ、ヒロインの横山ひかりを中心にやたら捕まって縄で縛られるシーンが多く、縛りつながりだったんですね(w 1巻から見直してみても、ちょっとしたシーンに出てくる縄の縛り方が本格的過ぎて笑ってしまいました。エロは描けない一般誌でも井上よしひさ氏はしっかり自分の好きなものを絵にしてたんだなぁとしみじみ。そう思って見ると、股裂きシーンもあるな(w
 この巻は、ひかりが少年探偵の代わりに間違って過去にタイムスリップしてしまったところから始まり、サブタイトル「時をかけるポニーテール」が全7話収録されています。元々昭和ネタが楽しいシリーズだったんですが、いよいよ舞台も若かりしフミエさんの居る時代に移りました。それにしても、一度意識し始めると縛りがエロい。路電ジャック事件でフミエさんと二人で捕まり縛られてしまったところまでは普通の縛りだったんですが、敵を倒す際に振り回されて、ひかりの身体に食い込んだ縄はどうみてもエロすぎ。それ以外にも、かちどき橋を使った股裂きとか趣味全開です。などとバカを言ってたら終盤はシリアス展開になり、少年ダッシュとドクロ博士の誕生秘話(?)も登場。怒濤の展開に王道少年漫画の香りも感じるしこのシリーズはやっぱ楽しい。実は1巻めだけ買ったものの非エロだし少年向けという気がして2巻と3巻は唯一井上氏の作品で持ってない本だったのですが買い揃えることに決定。この展開だと次巻はクライマックスっぽいです。
(追記:08.10.24)その後、応募していた特製小冊子が郵送されてきました。言ってみればファン限定で直送ということで多少やばめの内容にも期待していたわけですがサイズはA5版ながら18禁同人誌(原稿料は出ているらしい)が送られてきましたっ♪ 表紙絵カラーで18pの漫画、ひかりのふた○り絵や180度開脚ア○ル挿入…、いや、こちらはESCAPEのほうに登場のひかお姉ちゃんらしいですが、ジャイブさん、ぎりぎりOKの内容でした(w。ちなみに第5巻は2009年3月発売予定だそうです。また阿吽3月号(09年1月28日発売)より新連載開始とのこと。楽しみ。