小石川れんず/お姉さんの肉壷

絵:★★☆☆☆、話:■■■□□、愛:♥♥♥♡♡、次回作購入意欲:♪♪♪

お姉さんの肉壺

お姉さんの肉壺

 間違って購入した本ですが、なんともゆるい。いえ、あそこの話じゃなく、作品の完成度というか、その取り組む姿勢というか…。いろいろ試行錯誤中らしいですが、商業誌への掲載作品の中で試してみるのはどうかと思います。できれば、試行錯誤が終わった結果を披露してくれたら幸いです。最新作の「とらわれの日々」のラストページとか、もう何これって感じで、千恵姉ちゃんが『あんたの早漏チン○なんかでイくわけないでしょ!!』と弟にイかされて腰が『ガクガク』してるのを誤魔化そうと『シャー((蛇が鎌首あげて刃向かっている音をイメージしているのだと思われますが、絵を見てるとなんか笑える))』と反論している絵なんてゆるゆる。魂はもちろん、力がまったく入ってなくて、なんか楽しくなって笑ってしまいました。これはこれで極めたら何か見えてくるのかもしれませんが…(w

 とまあ、2008年の掲載作品はこんな感じですが、それ以前に掲載された作品は「甘えさせてよママ」のようにそう悪いと思わないものもあって、扉絵の美緒先生などは可愛いく描けてます。性器描写にしても肉感はあるし柔らかい感じもよく描き込みされてて・・・、あぁそうそう、こういう作品を描いていたので少し気になっていたのに最近の作品がちょっとアレなんで今回購入予定に入れてなかったんだった。でも、1冊読み通してきて巻末のオマケ漫画*1を読む頃には、顔は今のほうがいいかも、と思うようになってきました。まだまだ完成度が低いと言いたい出来でしたが、試行錯誤がうまくいけば、案外化けるんでしょうか。

*1:ほんとの意味の最新絵