絵:■■■■□、話:■■■■■、愛:■■■□□、次回作購入意欲:■■■■
少し広輪氏を甘く見てました。てっきりただの巨大おっぱい大好きエロ絵師と思ってたら、こんな変態妄想な才能を持ってたとは…。この作品はマッドなエロ博士と助手ちゃんがいろいろド変態な実験をするお話。
精子を巨大化させて子宮を埋め尽くしてボテ腹エッチしたり、母乳に精液のような粘性をもたせて射乳時に射精のような快感を与えたりと、あまり類を見ない発想でエロスを表現しようとしている点は個人的には大変ポイント高いです。もちろん、このくらいは超序盤ネタで、3話め以降ヤバさが
エスカレートしてます。この本はそれなりに変態エロに対して免疫がないと、きついと感じる人がいるかもしれません。あと、幼虫とか嫌いな人も要注意かな。雑じゃないけどリアルすぎない描写のおかげか予想外に不快感なく楽しめました。切り刻んだりするような猟奇性も全くないので安心ですが、改造系の拡張演出は多いので爆乳程度で気持ち悪く感じる人は買っちゃダメでしょうね。最近だと一般向け作品ですが
TAGRO氏の「
変ゼミ」や少し以前なら
町野変丸を好む読者ならこの本における
表現の自由度という価値を感じ取れるんじゃないかと思います。なんとなく絵のテイストに
F4U氏と共通するものを感じたのも予定外の驚きでした。というかこれまでちゃんと読んでなかったみたいです...(w