ドリル汁/ものすごいママジル

絵柄&魅力:★★★★★、設定&話:★★★★★、愛&エロス:★★★★★;、総評&次巻期待度:★★★★★

ものすごいママジル (富士美コミックス)

ものすごいママジル (富士美コミックス)

 予想を超えた濃い表紙絵に思わずにやり。これは期待できそうな予感。
 最近の嗜好のひとつが淫語や淫声が多い作品。「お゙お゙お゙」「イグッ」「おほっ♡」「ぼっふ♡」「ゔぶ♡」とほとんど何を言ってるのかわからないあえぎ声が私の脳内で(音はしないのに)あやしい空気を産み出していきます。むしろ実際に声が聞こえたら引いてしまうような音やセリフが妄想変換されたときにちょうどいい感じになってる気がします。冷静に文字として読んでしまうと「おお゙イグッ♡ おちんぼザーメン どびゅどびゅ しちゃうふっ♡」って、笑っちゃいますよね。官能小説じゃあ読めないけど、エロマンガだとエロ絵を盛り上げる効果音になるんでしょう。そういう演出がうまい作家のひとりだと思います。
 作品ですが、表紙絵の期待どおり、いい具合にムチムチ、ムンムンな痴女たちが恥ずかしい汁にまみれてます。ただしお相手はショタ。でも変に小賢しいところもないし、基本、受けショタなので、自らのS属性にゾクゾクした痴女顔が拝めて、むしろ正解か。そもそもこの本の主人公はユーキくんなのかな。女を守ろうとした時の顔は格好いいし、好少年です。自宅では実母*1とガチハメ、電車通学中も大柄だけど可愛い同級生の彼女と生ハメ。その行為を自慰で我慢しながら眺めている痴女教師と、とりまく環境は完璧。最近汁ものをあまり読んでなかった影響もありますが、いいエロ&ラブが描けてると思います。これは今後名前買いかな。一番のお気に入りはラストのお話であの強気な痴女教師が可愛くなっちゃうところでしょうか。満足。