銀欲スクリュー/銀欲ディープ
- 作者: 銀欲スクリュー
- 出版社/メーカー: エンジェル出版
- 発売日: 2010/01/16
- メディア: コミック
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感想:読了日01/14:追記01/17
表紙絵はすばらしかった。期待している作画の方向を示してくれた気がします。本編のほうはちょっと期待ほどではなかったけど、裏切るほどではない程度。巻頭カラー作品の色は正直微妙。乳首色がどどめ色なのはありとしてもこの色彩感覚は私には合わなかったです。
「露(あらわ)」という作品の作画は満足ですが、迫力ボディの先生に対して少年の存在が弱すぎてエロス的に物足りない印象。ストーリーというかシチュエーションづくりは非常によかっただけに残念。「狂要恥辱」という作品は雑誌で読んでたときにも感じましたがセンスを感じさせる狂いっぷり。このくらいハードさは絵柄とのバランスを考えてもあってしかるべき作家だと思ってます。つづく作品で再びショタが登場しますが、大勢いたところで所詮はショタち○ぽと考えてしまうと迫力ボディをだまらせるパワーがもう一歩足りない感じ。やることはやってるんですが前提条件でフィルタが掛かって妄想を妨害。
「少女と中年」は悪くない。カラーページのフェラ顔は警告したくなるほどに濃くて力強いw 続く作品「誰かが決めた禁忌(タブー)」と合わせて、意外と女子高生とオヤジと組み合わせた作品は嫌いじゃないことを確認。こういう年代の女の子のちょっと恐いくらいの思いがよく出てて好きな作品のひとつ。
最後の「アクヌキ」(2話構成)はエロ的にはある程度描けてるんですがシチュエーションというか設定があまり期待してない方向というのが率直な感想。コミカルさよりもエロさのほうが出せてる点はさすがですが、この世界征服を企む組織という設定っているの?と問いたくなる。
良いものと微妙なものが交じった感じ。ストーリー的にもややライトな感じが多いかな。せっかく肉弾キングの異名をいただいているのに、ボディを活かしてがんがん男に迫ってくるパワーのある作品が足りない印象。2作目ともなると少々要求も高くなってましたがパワーダウンしたわけでもないので次巻に期待。
前作の単行本は久しぶりに-