リアル彼女

 ASCII.jpなんて普段接点がないサイトを訪れていた理由は、現在Corei7などの最新CPUを搭載して恩恵を得るものは動画などのエンコーダ以外に何があるのかなと購入モチベーションをあげるためのネタ探し。その結果、「リアル彼女」というエロゲの紹介記事にたどり着いたのです。これ自体は見た目が好みでもないのでスルーしましたが、おもしろい開発してますねぇ、あのソフトメーカーは。近い内に家庭でも自分を全身(顔だけもいいか)3Dスキャンする器具が発売されるだろうから、画面の中で理想彼女と自分(ディフォルメ可能)がいちゃつく仮想現実を眺めるようなゲームも出てきそう。1人称視点がよければAR技術と透過型HMD使うとか…。感覚的には今のWEBカメラ画面を使った構成でも十分その手の欲求を満たしていそうです。
 そもそも最新テクノロジーって真面目な目的を中心に人間の欲望(煩悩)を満たすよう開発されてきたけど、基本的なことが満たされる世の中になると、それ以上の技術ってエロ目的と適合性がいいものばっかりになってきそうです。考えてみたら、金はないけど性欲だけはあり余ってて抜ければなんでもよかった肉体労働者向けと言われることもあった劇画エロと違い、多様な世代と性癖保有者に向けてリアルな欲望を満たすためエロマンガが作画技術的に高いものが要求されるのは当然かもしれない。