沢田大介/痴女〜派

痴女~派 (真激COMICS)

痴女~派 (真激COMICS)

絵柄&魅力:★★★★★、設定&話:★★★★★、愛&エロス:★★★★★、総評&次巻期待度:★★★★★*1

  • 感想:読了日02/03

 エロ臭にこだわり続けて早10年。ぶれないどころかそのこだわりをより明確にし毎回期待に応えてくれるネタを提供し続けてくれる作家です。あとがきによると表紙絵の色塗りはしょうさん坊主さんがやってくれたそうです。いい表紙です。どう見ても痴女っ!w ちろっと出した舌やほくろに長髪という基本要素を押さえつつ、ボディは全身ど迫力の肉感があって、騎乗位にご満悦という表情はまさにエロ女の鑑。
 内容は言うことなしでした。ベテランにこういうこと言うのは失礼ですけど作画の安定性も向上してる気がします。大崩れる箇所がなく私的には最後まで気持ちよくエロスを堪能できました。まあ最近は完璧にデッサンした作画を魅せる作家が増えたのでそれを基準にした厳しい目の読者にはまだ十分ではないかもしれませんけど。
 エロシーンに入るまで作者の好きなように小ネタでバカやってるのも楽しいですが、くっさいチ○カスを丹念にお口や顔できれいにしてあげるエロお姉さま方の攻撃が始まると思わずだんまりw 女の匂いが股間や脇から溢れ出ていて読んでるだけでむせてきそうです。特に4話目の「痴女ぉにきびし〜!!*2」の登場のメスブタには乾杯(完敗)。ここまで無法っぷりを魅せたキャラもエロマンガ広しと言えども意外に少ないんじゃないかと思います。電車の中でショタを誘惑するのは日常のことととして*3、自分から顔中にチ○ポの垢を塗りたくって興奮を高め、ワキと顔に大量の男汁をあびて恍惚。たっぷりと出た精子をマスクに塗りつけ、そのまま装着するとコンビニでお買い物。そのままペットボトルをつっこんで始めちゃいました(w もちろん周囲に人がいようが店内カメラが監視していようがおかまいなしに淫語を吐きつつそのままブシッと潮まきちらし。ここまでが話の構成上まだ序盤というのもすごいっ。やぁ、改めて佐田氏の作品が好きなのを再認しましたよ。
 その他の作品も特集組んで解説したいほどの満足感がありました。ママさんバレーチームのエロママ3人衆、むちむちジャージ姿の女教師、迫力ボディに化けた幼なじみのお姉ちゃん、エロボディの天然お母さん、実録エロマンガ家(ポリス姿やジーンズ姿がGood!)、瞬間移動できるラブラブ保健医、などなど。おまけイラストは、あとがきの汁まみれの女性と、カバー下の腹ぼて女性。後者のは元絵が出産シーンらしいんですが、そっちが担当にNGくらったのはなんとなくわかるとして、こっちはOKでしたかw

*1:満点にしちゃったよ ^^;

*2:この辺のタイトルセンスはオヤジギャグすぎ

*3:あくまでエロ界の話ね