斉藤真也:著者、フミオ:イラスト/オトコを見せてよ倉田くん!2

オトコを見せてよ倉田くん 2 (MF文庫J)

オトコを見せてよ倉田くん 2 (MF文庫J)

  • 感想:読了日03/13

背表紙の内容紹介に毎回書かれるほど主人公の倉田くんがダメ人間には思えないんですが、それって自分と同類だから?(w 年上のお姉さんが好きなことに理不尽な圧力を感じつつ本編。
実はこの直後に「ピーチガーデン」という作品を読んでて、そろそろ読み終わりそうなんですが、この作品の感想を書いてるはずが気づいたらそっちの内容になってたのはナイショです。そもそも猫又と犬神の一族が登場した次が兎と亀というのは少々予想外であるため、作品を読んだ直後だから憶えているけど、記憶の中で繋がりが悪いんです。そこに不幸にも、兎さんが監視役みたいなことをする類似設定を持った作品が同レーベルで進行しているため早くも混乱しています。設定だけの比較では既に不利な状況になってるだけに、どういう魅力を見せていくかがこの作品にとっての生命線になりそうです。単に今回のように新キャラを増やすだけでは弱いですが、一応次回の帯の惹き句は「四股*1はじめました」にして、相撲好き少女を登場させるとか...(適当すぎ)。魅力は感じてるので総評4

*1:「しこ」じゃなく「よつまた」