甚六/ブルマママ (富士美コミックス)

ブルマママ (富士美コミックス)

ブルマママ (富士美コミックス)

絵:★★★★★、話:★★★★☆、工口:★★★★☆
2006年7月15日初版
 相変わらず人妻、姉系、巨乳モノには弱くて、見つけたら買ってしまいます。我ながら分かりやすくて恥ずかしいくらいです。今回はちょっとしたきっかけで読み返したので感想を書いておこうと思います。この本がこの方の初単行本になりますが、やや絵に不安定さは感じるものの全体的には絵に魅力があるし、話はどれも短いもののまとまっているので今後長編連載にも挑戦してほしいです。ところで、この作家は陰毛をしっかり描くのですが、それがうるさく感じないだけでなく、むしろ適度なリアルさが工口面でプラスに働いています。大陰唇に沿った毛の描き込みなどはつるっとした絵より断然良いと思いますっ! 
 ちなみにこの本で一番のお気に入りは「しゃんぷ〜」。快活な姉と弟との話で、フロ場でじゃれあううちにどんどんその気になっていくという流れもいいし、風呂の縁に片足をかけてガクガクしている姉を、後ろからたぱんったぱんっと突き動く弟とのシーンは大変工口いです。そうしてラストページのシーン!! それまでの激しさから一変し穏やかな空気の中、やはり工口い姉...(笑 弟の絵とコントラストもあり、非常によくできた締めだと思いました。