イソラシ/けっこうスキかも (メガストアコミックスシリーズ No. 124)

けっこうスキかも (メガストアコミックスシリーズ No. 124)

けっこうスキかも (メガストアコミックスシリーズ No. 124)

 初単行本です。う〜ん、2話めを立ち読みしてしまってちょっとブルー。おにいちゃんを信じきった無知だけど純粋な妹にする仕打ちとしてはひどすぎ。マンガだから、ではスルーできませんでした。まあ、この点は赦しがたいのですが、1話めのバカ超能力少女は単純に笑える工口話としてよかったですし、3話めの「ハマりっ娘」のバカ副生徒会長の話もトイレのバケツを頭にかぶって隠れたつもりのシーンには思わず噴き出してしまいました。ギャグのセンスは結構私のツボに、はまってます。ハメハメシタイ病って、くだらなさすぎる(笑
 それにしても、キャラ造形に比べて性器の絵はやたら細かくて小陰唇をここまで描いてる作家はあまり記憶にありません。リアルだけどグロい印象も許容範囲なのでこれ自体は悪いと思いませんが、根本的に絵柄が工口くないので抜きマンガとしてはバランスが悪い気がします。絵柄にもっといやらしさを出さないと成立しづらいんじゃないでしょうか。それでも、その絵柄には好感持てるし、話も2話めを除いてバカっぽいのがおもしろいので、ギャグ系工口マンガとしては期待できそうです。リアルな性器描写が今後どういう風に活かされるのはよくわかりませんがそれを含めて見守りたいと思いました。