かわもりみさき/極楽レディース 誘惑編

極楽レディース 誘惑編

極楽レディース 誘惑編

 極楽の第2巻です。表紙を飾ったのはマゾ奴隷の愛羅さん♪ 巻頭の話から飛ばしてますが、このシリーズはとにかく欲求不満で工口ボディの女性たちとやりまくりです。設定は単純で、叔母さんのマンションで暮らし始めた途端、立派なモチモノのおかげで女性だらけの住人と極楽セックスライフを送ることになる主人公智彦のお話。もうちょっと軸になるストーリーがあってもいいのではないかと思いますが、シリーズものというより実質読み切りシチュエーション漫画で今後も展開するのではないかと思います。ちなみに個人的には1巻のほうが好きで、1巻第8話(あゆみ)を超えるものはなかった気がしました。あゆみの「キスは何かヤバ・・・い」「だって・・・」「あ・・・んっ」「愛しちゃいそう・・・・・・」あたりの展開は可愛い熟女好きとしてはツボに入りました(笑。工口度は2巻が上かもしれませんが。
 さて、この作品のヒロインは、叔母のあゆみ、高校教師の凛子、看護婦のちなみ、OLの愛羅、コスプレイヤの奈穂、小料理屋の女将の琴子、そのバイトの芹香、女子大生でエステ嬢の真琴、保険医の絵梨香の総勢9人((単行本「ピカ・ピカ」の藤乃さん系キャラ(お気に入り)がまだ出てない!))が入れ替わり立ち代り智彦と楽しんでいるわけですが、いつもながらうまいなぁと思うのはこれだけハーレム状態でも智彦の存在がいい意味で希薄なことです。適度に読者に支配権を与えさせているというか、やるときはやるスケベさ(と、でかいアレ)は持ってるけど基本的にニュートラルなポジションでがっついてないため次々と女性を変えても不思議と違和感がありません。この辺のバランスがかわもり作品を好きな理由のひとつかもしれません。
 初作品を見てからもう10年を超えると思いますが長編作品となった「Hにキスして!」などから注目してきました。このブログでもようやく新刊の感想を書くことができましたが、去年までは単行本買い続けるのがきついくらい量産していると思っていたのに今回の単行本は前作から1年ぶりなんですね(驚。