平本アキラ／俺と悪魔のブルーズ(3) (アフタヌーンKC)

俺と悪魔のブルーズ(3) (アフタヌーンKC)

　何故か日本の工口マンガではめったにお目にかかれない黒人が主役のひとりになっているストーリーです。よく行く書店でいつもお奨めになっています。ここは大きな店じゃないのにドラマ性の高い良作コミックを数揃えててよいのですが、それでやっていけてるのか少し心配です。
　それはともかくこの作品ですが、タイミングがよいのか悪いのか4巻めがまもなく出るようです。今頃3巻めの話もなんですが、いい作品なので読んだ記録だけでも残しておきたいと思いました。詳しい感想はその4巻めを買ったときにでもしようと思います。平本氏の作品はこれ以外持っていませんが、ヤンマガで連載のギャグ漫画『アゴなしゲンとオレ物語』と同一作者と知り、マジで驚いた記憶があります。作品もすごいけど、この懐の深さにも驚愕します。ギャグと狂気は言葉だけなら接点ありそうですが実際の作品は全く180度異ってます。これだけ違う作品が描ける作家って他にどれだけいるんでしょうね。

アゴなしゲンとオレ物語（24） (ヤンマガKCスペシャル)