前田千石/ふぁみこん。 (JUNEコミックス B-men's Comics 20)

ふぁみこん。 (JUNEコミックス B-men's Comics 20)

ふぁみこん。 (JUNEコミックス B-men's Comics 20)

 性格も見た目も可愛い人妻系キャラには相変わらず評価が甘いというか敷居が低いというか...、「母コン」よかったです (*^-^*) このシリーズは8話構成ですが、母親と息子の梢太が互いに悶々とした想いを他の女性や自慰で転嫁するだけで丸々前半引っ張ります。そんな背徳感で進展しない二人の関係を見かねたからなのか、ヤルことヤッた後の近所の奥さんや従姉はなぜか母親と関係を持つよう背中を押してきます。とまあ、簡単に近親相姦に走らず、溜めるだけ溜めて、始まっちゃたら中出ししまくりで腰が笑うほどの展開。『あ!…して…る 私たち…… しちゃってる…のぉ 母子(おやこ)なのに……っ!!』と朝食の支度をする母を背後から攻め立てる梢太(この辺の演出は定番か)。何気にバックが多いのはまだ身体を求める気持ちのほうが強いからかも。工口マンガならではの母子相姦ですが前田氏の絵柄と性格づけであまりタブーを意識はさせても暗くならず話がまとまっていました。
 もうひとつのシリーズは4話構成の兄妹モノ(母も参戦しますが)。絵的には完全に姉と弟(ショタ)モノでした(笑)。二人以外にも登場キャラは多く、小っちゃい兄貴はしっかりその子達とエッチしてるんですが、妹の京がでか女なのに萌える設定なのが最後まで光ってました。
 にしても、前田氏の描く女性は胸もすごいがケツもお見事。キャラ顔の描き分けが少し物足りないくらいかな気になるのは。なお、このお値段で約250ページのボリュームなのに裏表紙にもイラストつきで(モノカラーですが)お得感ありました。