はっとりみつる/ケンコー全裸系水泳部 ウミショー(7) (講談社コミックス)

 今週は毎日仕事で夜遅くなったのですが17日発売予定のこの本を買うため毎晩近くの書店に通っていました。しかし一向に店頭に並ぶ気配なし...。それで、もう少し離れたやや大きいめの書店に行くと、マイナー系コミックを含めた大量の新刊が平積みされているのにやっぱりこの本は見当たらず。もしやと思い、新刊扱いの時期が過ぎたら並べられる講談社コミックのコーナーに行くと、棚に手前に設けられた1冊分の幅しかない平積みスペースに他のコミックにまぎれているのを発見。しかも2冊だけっ!? 人気があって売れたから少ないというより、仕入れが元々少ないというオーラーが出ていたのが少し気になりながらも、とりあえず購入。で、今日は別の目的で、別の書店(規模は買った店と同等)に行っていたのですが、やはり大量の新刊平積みの中には見えず、既刊コミックコーナーの平積み箇所にもなし。意地になって棚に並べてる背表紙を一冊一冊チェックしていくと・・・、おぉ、1冊だけ発見っ。しかも7巻のみ(既刊の6冊はなし)。なんなんですか、この扱いは? 書店から総スカンされてるの?! 部数落ちてるとはいえ天下の週刊少年マガジンに連載中で、つい先日までアニメ化や舞台化があった直後の新刊ですよ〜。たかだか私の身近にある3軒の書店の結果で語るのは安直すぎるかもしれませんが、もしかして、人気ないんでしょうか?
 たしかにアニメはひどかったかも。かろうじて、あむろが主役であることを意識した作りは感じさせるまとまりをみせた点は評価するけど何か展開が強引。最終話のエンディングなどは無理やりキスシーンに持っていくため、原作を知らないと何が起こっているやらわからない早回し。エピソードシーンにしたってもうちょっと表現の仕方はあるでしょうに。
 で、肝心の原作なんですが、正直私もはっとり氏を応援している手前ノーチェック購入していますが、多少不満が。なんかこう無理やり週マガの工口担当みたいに少年誌としては、やりすぎな感のあるエッチネタばかり。それでもドタバとした楽しさや、ちょっとサブキャラに出番とられがちでも、はっとりキャラらしいヒロインに好感を持っているのですが
世間の風は冷たいのでしょうか。作者のブログもいつも読ませてもらっており、今回も新刊に使った絵が壁紙になって早速いただきました。なんだか久々に世間(コミック購買層)の評価とのずれを感じ、いよいよ私もジェネレーションギャップのあるオヤジ領域に入ってきたのかと、ちょっとへこむ orz...