林達永(原作)&李秀顯(作画)/アンバランス×2(第1巻)

絵:★★★★☆、話:■■■□□、愛:♥♥♡♡♡、次回作購入意欲:♪♪♪♪

アンバランス×2 (1) (ヴァルキリーコミックス)

アンバランス×2 (1) (ヴァルキリーコミックス)

 店頭で見て衝動買いした1冊です。韓国の作家(個人的には明らかに日本人以外のコミックは初めてかも)のようですが表紙絵は悪くなかったし、立ち読みの印象もよかったのが理由。で、読後の感想としては、2巻以降を読まないと評価できないというのが率直なところ。接近したかと思ったらそうでもなく、結局1巻通して思ったほどの進展もなく不完全燃焼でした。まあ、こういうじれったい展開*1自体、ありそうでなかったと言えば誉め言葉みたいですけど、こういうのが良いとは評価できないですね。この違和感こそがお国柄の違いなのかもしれません。とにもかくにも今後に期待。絵は悪くないので。
 お話には主人公の健一(高校生)とヒロインの女教師エリナが登場。健一は映画研究会みたいなところで日々フランスポルノっぽい作品を見ており、新任そうそう顧問になったエリナはそれを見て激怒。健一はその作品に対して特別な意味を持っていそうだし、エリナは単に裸に対する嫌悪感で怒っただけでもなさそうなんですが、そのまま1巻は終わり。これだけの感情を露わにする理由が2巻でしっかり表現できれば、いい作品に化けるかもしれませんけど・・・。

*1:ハラハラ、ドキドキ、にやにや、するわけじゃない、もどかしさ