二宮亮三/調教(おし)えなさいよっ

絵:★★★☆☆、話:■■■■■、愛:♥♥♥♥♡、次回購入意欲:♪♪♪♪♪

[isbn:9784862524010:detail] GJ! 前作まで、涙流しすぎじゃないの?などと戯けた感想を書いていましたが ようやく若輩者の私も二宮氏の描く工口スがわかってきたような気がします。快感で目や鼻や乳頭から細く垂れ流した体液のねばりやぬめりが想像できるようになると途端に見方が変わってきました。体液がこすれることで泡立ったり、糸状に絡んだりと明確な方向性を持った描写を以前からされていたのに浅い見方しかできていませんでした。掲載作品のひとつ『ウルトラCでやっちゃお』で女の子の股間から垂れる二人の体液が織りなす模様にさすがの私も気付いた次第。もっとも、乳輪控え目なのに極太マジックのような乳首の勃起、いやらしく伸びる乳首とわずかに膨らんだだけの乳房とのコントラストなどなど工口描写に取り組む姿勢には以前から注目していたし、バレエ少女や体操少女が可能にした変態ラーゲや動きもおもしろく、例えば「出しながらトカチェフなんてしてるぅ」のセリフにはあまりのバカさに噴き出しました。また貧乳系作品が多い中で数作品巨乳キャラも登場するのですがぴんこ立ちの乳首と柔らかくやや垂れた乳房はなかなかいい乳を描かれています。基本和姦でツンデレキャラが多いのもプラス要素ですし、男の側の描写やセリフが多いのも特徴ですが気持ちの盛り上がりもいいリズムとセリフで描かれてて好感。「女の子はね好きなヒトの”感じちゃう”が一番感じちゃうの!」と言われ、感極まって彼女の名前を叫びながら激しく突きまくる男の行動など、シンクロできる読者は多いんじゃないかと思います。私も今回いい感じで没入できて満足度高かったです。