ムサシマル/ネイキッドプレイ

絵:★★★★☆、話:■■■■■、愛:♥♥♥♥♥、次回作購入意欲:♪♪♪♪♪

ネイキッドプレイ (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

ネイキッドプレイ (WANI MAGAZINE COMICS SPECIAL)

 5月最後はこの本で締めくくり。なんか予想してた以上に満足度高いです。カラーの描き下ろしが加わっているといっても本編は雑誌掲載時のままみたいなので続けて読むと評価の上がる作家なのかもしれません。
 まず巻頭カラーの描き下ろしは、本編で2話構成だった作品の後日談。といっても、ただやってるだけなんですけど。表紙にもなってますし、きっと評判よかったんでしょうね。父の再婚相手の義母・義姉と関係を持ってしまうお話。ただし母親のほうが娘より背が低いロリでエロデレなキャラ(胸は娘より巨乳)で娘(主人公にとっては義姉)はツンデレという設定。最近神保ひとで氏の本でこういうロリな母と大きな娘キャラの話がありましたが母がエロい以外は性格づけはだいぶ違ってます。個人的には今回のキャラのほうが好きかなぁ。恥じらいあって初々しかった(過去形)義姉のトモミのポイントが高かったし。エロ&ラブ度も高めで実際良作だと思います。その次の「くちどめPLAY!」という作品もラブラブでエロさも十分でしたし、この水準でほぼ1冊まとまっていたと思います。確実に力がついてきている点ではもう確定買いしていい作家かもしれません。
 総じて良いと思うのは、登場する女性がどれも可愛いという点。いろんな性格や容姿の女性が登場するので全然単調じゃないのに、好きな人のために何かしてあげようとする気持ちがそれぞれのキャラでうまく描けてます。男にとって都合のいい一方的な奉仕じゃないのも好感持てます。次回はもう少し早いペースで新刊が出ると嬉しいですね。前作の本がどこかに紛れてしまって前との比較ができませんでした。